造作譲渡・設備
厨房機器・造作譲渡で初期費用を下げる方法|居抜き物件で見るべき設備一覧
2026-06-24約8分で読めます
居抜き物件の強みは、厨房機器・内装・備品を活用して初期費用を下げられることです。ただし、設備の状態や原状回復義務を見ずに契約すると、開業後に想定外の修理費・撤去費が発生します。
1. 造作譲渡で引き継げるもの
造作譲渡の対象は、厨房機器、カウンター、客席家具、照明、空調、看板、音響、レジ、食器など多岐にわたります。ただし、リース品や貸主所有物が混ざることもあるため、譲渡対象の一覧確認が必須です。
2. 価格がつきやすい厨房機器
冷蔵・冷凍設備
業務用冷蔵庫、コールドテーブル、製氷機。年式と動作確認が重要です。
熱機器
ガスレンジ、フライヤー、オーブン、茹で麺機。ガス容量との相性を確認します。
排気設備
ダクト、フード、換気扇。重飲食では価値が高い一方、清掃状態も見ます。
給排水設備
グリストラップ、シンク、手洗い。保健所基準に合うか確認します。
3. 無償譲渡でも確認すべきリスク
造作無償は魅力的ですが、不要設備の撤去費、故障設備の修理費、原状回復義務が残る場合があります。無料で受け取るものほど、退去時に費用化する可能性を見ておきます。
造作代金だけでなく、撤去費・修理費・退去時負担まで含めた実質コストで判断します。
4. 業態別に見る設備の優先順位
| 業態 | 優先設備 | 注意点 |
|---|---|---|
| 居酒屋 | 冷蔵設備・フライヤー・ダクト | 深夜営業と臭気制限 |
| カフェ | 空調・客席造作・軽厨房 | 客席導線と客単価 |
| ラーメン | 茹で麺機・強い排気・ガス容量 | 排水と臭気対策 |
| バー | カウンター・製氷機・音響 | 防音と深夜営業 |
5. 内見時の設備チェックリスト
年式
厨房機器の製造年、修理履歴、保証の有無を確認します。
動作
冷える、火がつく、排気する、水が流れる、異音がないかを見ます。
所有権
譲渡対象、貸主所有、リース品、残置物を分けます。
撤去義務
退去時にスケルトン返しが必要か、居抜き退去できるかを確認します。
まとめ
厨房機器・造作譲渡は、初期費用を数百万円単位で下げられる可能性があります。一方で、故障・撤去・原状回復のリスクもあるため、INUKIBAでは設備一覧と実質コストを整理して提案します。
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